20180826 思えばいつでもどこでも誰だって

奈良ネタというと少し異なるのだけれど…

 

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先日法華寺町にある「誰でも手ぶらで集まれるワカモノ基地」の"toi"というスペース(一軒家!)へ行った。

 

友人の友人(と言っていいのかしら)?顔見知り?の方々が運営していて、一度訪れてみたい!と思っていた場所。

 

都会はおそらくこういうスペースが多いのかなぁという(勝手な)印象。

もちろん奈良でもいくつかこういうスペースがあることは知っていても、なかなか個人的には足が向かなくて…。

 

いろいろな経験を聞いたりするし、わたしも話す。

 

いいきっかけをいただいた。連れてきてくれた友人に感謝!迎え入れてくれたみなさん、ありがとう。

 

奈良でもっと友人が増える!

20180712 素敵な風景、でも日常

ふと思い出した素敵な風景。

わたしの言葉でどれだけ伝わるかはわからないけれど、すごくすごく…知ってほしくなってしまった。

 

 

 

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きたまちを歩く。

奈良女子大学の正門を横目に、お気に入りのカフェへと向かう。

 

商店街の人通りと比べて、ざわめきも木々の声のみ。

家と家の間を抜けて、猫の後ろをついて歩く。(きたまちも猫が多い!)

 

すると、街の声にしては聞き慣れない音がひとつ。

「ポーン」と鳴った。

 

 

この音って…?

周りを見渡すとピアノが並ぶ倉庫を見つけた。

 

普段からきたまちやならまち、商店街などで可愛いカフェや素敵なお店と出会ってしまった時の感情を知っている。

でも、その音、みつけた倉庫、調律か何かの作業をされていた人を目の当たりにした時の感情はちょっとなんだか異なって楽しくなった。

 

 

ほら!これだから街歩きって楽しい。

目的地はお気に入りのカフェだった。

お気に入りのカフェに向かうことも、より一層楽しくなっちゃった。

 

 

知ってからは、そのお気に入りのカフェへ向かう時は必ず耳をすまして歩く。

聞こえても聞こえなくてもよくて、そうやって聞こえるかな?どうかな?と、楽しくなっちゃってることが大事。

「ポーン」と聞こえたらちょーラッキー!それだけなんだけれど。

 

 

ちなみに調べてみるとそこはピアノの配送がメインの会社だった。

ちなみにちなみにお気に入りのカフェはミジンコブンコ。

 

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きたまち、みなさんも耳をすまして歩いてみてね。

20180703 ときめく景色ここにアリ

タイトルそのまんま、

「ときめく景色ここにアリ」

ただそれだけ…。

 

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奈良市内の七夕。

ざわざわと笹が揺れ、ゆらゆらと短冊揺れる。

彼女たちの笑い声、わたしにも届く。

 

商店街を抜ける風、感じよう!

 

 

 

さぁさぁ、夏が始まるよ。

 

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20180402 したいことは山程

将来の夢って高校生くらいの時からなかったような気がする。

だって、大学受験目前に受験科目の勉強をしたところで、将来の夢とやらに繋がる気が全くしなかったから。当時はそう思っていた。

 

ただ、大学受験をして県外の大学へ入学し、いろいろなことを経験したおかげで将来の選択肢は多く持てているように思う。

 

 

将来の夢というのは思い浮かばないけれど、いつかこれをしたい!というのが、いまはある。

 

そのひとつとしてはフリーペーパーやZINEと呼ばれる冊子を作ること。

幸い、学生時代に仲間と制作経験があるし、現在印刷会社勤務なので、何をしたらいいかはなんとなくわかる。

 

 

ライブをしに県外からやってきた音楽仲間たちに「また奈良にきてライブがしたい!」と思ってもらえるような何かを作りたい。

この数ヶ月温めているものをそろそろ本腰入れて制作したい…のだ。

(ここで宣言しておけば作らざるを得ない!)

 

 

 

わたしは中学3年生の冬からずっと、自分の歌を歌ってきた。大学2年生くらいから奈良のライブハウスでたまに歌っている。

紆余曲折、心境の変化もあり今年はもっと歌を歌いたいし、ライブをする環境を大切にしたいと思っている。

 

わたしの歌う場所はここ数年ずっと奈良だ。ホームが奈良のライブハウス。

奈良は大阪や京都、神戸に囲まれていて言ってしまえば地方で、そんな地方にはライブハウスが少なくて、県外から奈良へライブをしにやってくるバンド・ツアーバンドも多くは訪れない。

 

ライブハウスが少なくて、ツアーバンドが多く訪れないことを嘆きたいのではない。

 

先に宣言した通り、せっかく奈良(という地方)へライブをしにやってきてくれた音楽仲間たちに「また奈良にきてライブがしたい!」と思ってもらえるような何かを作りたい。

 

 

わたしは先日初めて県外でライブをした。来週も県外でライブをする。

そんな時に、わたしのホームである奈良はこんなに魅力的だし、ライブハウスもあって実は大阪や京都、神戸からは思ったより時間もかからないよ!と、伝えることができる何かがあったら…。

 

 

やはり自分で作るしかない。わたしの大好きなものはわたしの言葉でしか作り得ない。

 

頑張ってみることにする。宣言したからには…。

これがわたしの現在の夢!

 

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20180331 体で感じられないもの

今日が終われば明日から新年度。わたしの働く業界では3月を師走と呼んでもいい。

 

わたしはもう7年も奈良で暮らしていて、そして働き出してもう3年も経つことになる。

「とりあえず3年」は、さほど苦ではなかったように思う。つらいこと、泣き出したいこと、しんどいこともたくさんあったけれど、この業界でこの職種はわたしにはぴったりだと実感した3年間だった。

 

いろいろな人といろいろな相談をし、今後もこの仕事を頑張っていく。

「とりあえず3年」を経験したわたしはもっと上手に暮らしていけそう。

 

 

さて、春、この職種の醍醐味のひとつは車中花見ができることだろうか…。

 

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氷室神社。しだれ桜は見えず…。ここの桜が奈良で一番に開花する。

県庁前の信号から東大寺前の信号はとても混むので、車から写真を撮れて良かった。

 

 

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東九条と大安寺の間らへん。岩井川かな?岩井川と能登川が合流してる川。信号待ちで撮影を。

この日、この桜の下で作業服の人たちが宴会をしていた。

 

 

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新大宮あたりの佐保川。ここも信号待ちで撮影。

先日はライブハウスNEVERLANDから大仏鉄道記念公園のしだれ桜まで歩いた。歩いて10分くらいだろうか。

やはり奈良市の桜は佐保川

 

大安寺あたりの小南病院から図書情報館前を通って三笠中学校あたりまでは車道沿いに桜並木が続いている。

もちろんわたしも車中花見を…と思って通るのだけれど、この時期は老人ホームなどの車で大渋滞。

大渋滞だってぜんぜんいいよ。わたしもゆっくり見ることができるから。

 

一度、佐保川沿いの桜並木を歩けるところまで歩いてみたいな。

 

 

20180112 「好きになりたい」が理由でもよい

更新頻度は相変わらず少なく、ボーッとしている間にも2018年。

 

11月に更新した記事が、わたしにとって総まとめのような内容だったよなぁ。

わたしの思いが世に解放されたと同時に、思いが形取っていた言葉や文章までもが解放されてしまったイメージで、いったん空っぽになったようだった。気がする。

 

 

奈良で暮らしてずっと「なぜ奈良に?」と問われることが多いのだけれどその度に頭を悩ます。

11月に更新した記事の通り別に奈良でなくても良かったし。

だから最近はその問いに対する決まり文句として「偶然。ご縁があって。暮らすうちにどっぷりで。」と言うことにしている。

 

偶然というのは語弊があるかもしれないけれどね。

思い返せば、高校の担任に勧められた大学を検索したら大学の建物がとても可愛かったので奈良へ、と決めた。たまたま偶然大学が可愛かったからだ。

 

ご縁があるという言葉は便利だなぁ。

 

性格的に一度決めたこと(人生や生活に関わる大きなこと)はなるべく突き通したいタイプで、「暮らすうちにどっぷり」というのも最初は意地みたいなもんだったと思う。

 

せっかく遠い奈良の地にやってきたのだから、もっとここで暮らすことを楽しまなくては。という意地。

 

 

理由なんて後付けで良いのだ。

不意に尋ねられれば決まり文句を。仲が深まれば、実はね…ともっともっとここでの暮らしを話したい。そしてこれからも愛ある暮らしをどんどん蓄積して、ここに暮らす理由になればいいと思う。

 

みんなが奈良に興味を持ってくれるような話をためておく。

 

 

偶然でも何でも、楽しい!は自ら作らねば。

 

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20171118 スキップするように

実のところ、わたしの暮らしは奈良でなくてもよかった。

東京でもよかったし、地元茨城でもよかった。たまたま18歳のときに奈良にやってきたことは「わたし」を形づくる大事なものとなった。たまたま離れられなくなった。

もしもあの18歳のとき別の街に越していたとしたら、その街でのことを同じように大事にしていただろう。

 

25年生きたところで「わたし」のことを考える機会が増えた。

いまの「わたし」はおそらく歌うことなどの音楽、愛し愛されること、奈良の3つが全てだ。もちろん20歳くらいのときは少し違ったと思う。もっと多かったと思う。

年を重ねるごとに精査され、そぎ落とされた「わたし」はとてもシンプルで綺麗になった。

 

ただ、3つの中でも奈良の存在は大きく、奈良がなければ歌うことも愛し愛されることも成立しない。

歌うことは幼少のころから大好きだけれど、いまは奈良に暮らしているからこそ歌いたい歌がある。そして、奈良に暮らしているからこその愛したい日常、愛したい街、愛したい友人、愛したいパートナー。行き交う愛情が確実にわたしを奈良に留めている。

 

単純に音楽や人、奈良の話をしたいんじゃない。わたしの暮らしと絡み合うそれらを知ってもらいたい。

ただのコンテンツ紹介ではない。「わたし」の言葉を通したらどんなカラーで表現できるか。考えるのが楽しい。

 

そんな思いが近ごろはとても強いのだ。

 

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